「清華軒」OBが4月末にオープンしたラーメン店「恵比寿」(高崎市上豊岡町、TEL 027-393-6636)が男性の支持を受け好調だ。お好み焼き「大ちゃん」跡。
清華軒は昨年10月、休業に入った。恵比寿店主の伊藤大志さんは清華軒のラーメンに魅せられ2011年7月、当時務めていた洋食レストランを辞め清華軒に入った。「いつかは自分の店を」と考えていた伊藤さん。昨年1月に清華軒を辞め、2月から11月まで佐野のラーメン店で青竹麺を学んだ。
仕事柄さまざまな麺を食べてきた伊藤さん、竹の節の影響で不規則な形状になる青竹麺は「立体的で面白い食感になるし、スープが絡みやすい」という。スープは豚と鶏をベースにした清華軒仕込みだ。
清華軒と言えば定番のしょう油ラーメンはもちろん、塩ラーメン、チャーハンのファンも多かったため、「清華軒のラーメンが食べられる」と口コミが広がる。
店をオープンさせるまで「お客様が来てくれるだろうか」と心配したというが、当初から男性サラリーマンを中心に1日平均約70人の来店がある。
メニューは「ラーメン」(680円)、「塩ラーメン」(同)、「ワンタンメン」(880円)、「チャーシューメン」(950円)など。チャーハンやネギチャーシュー丼などのセットもある。
営業時間は11時30分~14時30分、17時30分~21時。日祝定休。