10月30日、もてなし広場(高崎市高松町)で開催される「ゴム動力自動車コンテスト」3連覇に向け、高崎産業技術専門校(同市山名町)の学生チームがマシンの仕上げに奮闘している。
【写真】大会レコードをたたき出したマシン「TAKATECHマーク2」
ゴム動力自動車コンテストは2002年に初開催され今回で15回目。高崎産業技術専門校は2013年に初参戦。タイムは50秒、やっとゴールした状態だったが、次の年には8.57秒で優勝。昨年は8.05秒と自己記録を更新し2連覇を果たした。
レースが高速化する中、同大会実行委員会はレギュレーションを変更。ゴール後10メートル以内で静止できなかった場合にタイム加算のペナルティが課されることに。
同校チームは1本だったゴムを2本にして記録更新を、ブレーキを2個から4個に増やしてペナルティなしでの3連覇を狙う。
コンテストの参加するには部品を作り、加工し、組み立て、走らせるまでを一貫して体験することになる。同校機械技術科の担当教諭、杉浦栄輝さんは「すべての流れを体験することは大きなプラスになる」と力を込める。
目指すは新記録、ペナルティなしでの3連覇。学生たちはぎりぎりまでマシンの調整を続ける。
ゴム動力自動車コンテストの開催時間は前半戦が11時~、後半戦が13時30分~。