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生産者名付き「野菜バイキング」が静かな話題に 前橋の直売店併設食堂

この日の野菜は「紫ダイコン」が昭和村の横坂さん、「イタリアンキャロット」が片品村の星野さん。ドレッシングも複数そろえている

この日の野菜は「紫ダイコン」が昭和村の横坂さん、「イタリアンキャロット」が片品村の星野さん。ドレッシングも複数そろえている

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 直売店「尾瀬市場前橋IC江田町店」(前橋市江田町、TEL 027-210-7070)内の食堂「旬菜厨房 暖」(TEL 027-210-5800)が11月初旬に始めた「野菜バイキング」が静かな話題になっている。

【写真】バイキングだけでも定食に

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 尾瀬市場は業務用食品、青果などを扱う「沼田青果」(本社=沼田市)が展開する直売形式の店舗で、主に利根、沼田エリアの野菜を販売している。江田町店はフードコート「暖」(66席)を併設し、今年8月にオープンした。

 「暖」は、そば、うどん、カレー、ピザなど手軽に食べられるメニューを店内の厨房で作る。

 「野菜バイキング」はランチタイムのサービスで、セットにすることも、バイキングだけを利用することもできる。旬の野菜は生産者名が掲示されている。

 バイキングコーナーには生野菜7~8種類、総菜2~3種類、フルーツ5~6種類、スイーツ3~5種類、天ぷら、ご飯、吸い物、みそ汁が並ぶ。取材日のご飯は「マイタケの炊き込みご飯」だった。

 オープンから1カ月、徐々に利用者が増えており1日約40人がヘルシーランチを楽しんでいる。同社専務の後藤一実さんは「特にコマーシャルをしていないので口コミで広まっている。店舗がら女性の主婦の利用が多いが、野菜不足が気になる男性にもおすすめ」と胸を張る。

 価格は「そば(450円)」などとのセット利用が350円、バイキングのみの利用が580円。いずれも45分間。営業時間は11時~15時。

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