3月17日に放映が始まった「洒落男」の曲に乗って山口智充さん宙を舞う「クリアアサヒ糖質0」のCM、撮影の舞台は前橋中央通り商店街だ。
「クリアアサヒ糖質0」の撮影は今年2月中旬、2日間の日程で行われた。中央通り商店街は映画やドラマ、CM撮影などによく使われる。昨年4月から放映されている「ALSOK」(本社=東京都港区)のCM撮りでは吉田沙保里さんをはじめとするオリンピアン14人が顔をそろえた。
「クリアアサヒ糖質0」のCMの舞台に中央通り商店街を選んだ理由を「アサヒビール」(本社=墨田区)の担当者は「アーケードの天井が高く、山口さんが商品に向かってジャンプするシーンが撮影できる唯一の商店街で、商店街が持つ雰囲気もCMに合っていた」と明かす。
山口さんが宙を舞うシーンは合成ではなく実写。ワイヤーを付けた山口さんを大型クレーンで吊り上げるという、映画さながらの撮影手法が用いられた。
ネット上ではBGMが話題を呼んでいる。曲名は「洒落男」。米国のシンガーソングライター、フランク・クルーミットの曲に日本語の歌詞を付けたもので、1920年代から藤山一郎さん、エノケン(榎本健一)さんが歌いヒットした。
CMでは揚げたてのメンチカツ、コロッケが並ぶ店先や看板娘が登場するが、実際の中央通り商店街には、山口さんが看板娘に投げたはずのキッスを代わりにキャッチしてしまうようなベテラン女性店員の方が多いだろうか。シャッターを下ろしたままの店舗も少なくないが、ロケ地として脚光を浴びることで市民の心を弾ませる好反応が起きている。