バレンタインデーの2月14日、高崎白衣大観音(高崎市石原町、高野山真言宗慈眼院)で恋愛の成就を願う「赤い糸祈願祭」が始まった。
高崎白衣大観音は高さ41.8メートル、重さは5,985トン。建立された1936(昭和11)年当時は世界一のサイズを誇った。観光スポットとしてはもちろん、群馬県民には遠足地として親しまれてきたが、カップルで参拝すると別れるという都市伝説も。理由は白衣観音が嫉妬するからと耳にするが、真偽のほどはわからない。
赤い糸祈願祭は中国の文献にあるとされる、夫婦になる人は見えない赤い糸で結ばれているという「赤い糸伝説」にちなみ、白衣観音像の指から赤い糸を垂らし、垂らした糸で指を絡めたカップルの恋愛成就、恋人募集などを祈る。
開催期間は3月14日のホワイトデーまで。