「ヤングマガジン」(講談社)で1995年~2013年まで連載された「頭文字D」の映画公開に伴い8月14日、聖地・群馬で「AE86」オーナーを対象にした特別試写会が開かれた。
原作者のしげの秀一さんは「走り屋」たちの青春群像を描いてきた。「頭文字D」は代表作の一つで、榛名山や赤城山が公道最速バトルの舞台になっている。
会場となった「MOVIX伊勢崎」(伊勢崎市宮子町)には主人公の藤原拓海が駆る「藤原豆腐店仕様のAE86」とともに「AE86」約20台が並んだ。「あっ、ハチロクだ」の声に、レースクイーンも笑顔を振りまく。
群馬県内での上映は同館に限られる。聖地とあってか前売券の販売枚数が「新宿ピカデリー」を超えた。観客動員数全国一の劇場を聖地・群馬がどこまで追いつめるか、関係者も熱いまなざしを向けている。
上映は8月23日から。