群馬県で活動するアマチュア劇団「ザ・マルク・シアター」が8月17日、前橋市民文化会館(前橋市南3)で「約束の場所」を上演する。結成30周年記念公演。
同劇団は1983(昭和58)年に結成された。団員は現在25人。年齢は15歳~68歳と幅広く、職業は学生、会社員、公務員などさまざまだ。学校や仕事を終えると稽古はもちろん、舞台装置作りも行う。
脚本、演出を手掛ける同劇団主宰の生方保光さんは「今回は2階建てのセットなので大変」と言いながらも楽しそうだ。
今回の舞台では東日本デザイン&コンピューター専門学校(同市小屋原町)の学生がチラシ、チケットのデザイン、劇中で使用するプロジェクションマッピングとCG制作に協力する。挿入歌はジャズピアニストの温井眞理子さんらが生演奏する。
「約束の場所」はおもちゃの製造を手掛ける小さな会社を舞台に、時代の変化に伴う経営悪化に苦しみながらも、ひたすら夢を追いかける人々と若者たちを描いたヒューマンバラエティー。
開演は13時30分。入場料は、一般前売り=1,500円、学生前売り=1,000円、当日=1,800円、中学生以下無料。問い合わせは同劇団(TEL 090-4522-6316)まで。