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高崎で「消防団」の技能競技会開催へ-夜間練習の成果発揮

一般市民には見えない立派な構え。優勝チームは8月18日に開催される群馬県消防ポンプ操作競技会に進む

一般市民には見えない立派な構え。優勝チームは8月18日に開催される群馬県消防ポンプ操作競技会に進む

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 高崎市下豊岡運動広場(高崎市下豊岡町)で7月15日、消防団による消防ポンプ操作技術競技会が開催される。

ポンプ車が入れない場所を想定した競技

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 消防団は消防組織法に基づき、市町村に設置される消防機関で、団員はそれぞれに仕事を持つ一般市民だ。総務省のホームページによると全国に約2300の消防団、88万人の団員がいる。消防団は消火だけでなく、災害時には川の氾濫、土砂崩れなどの警戒に当たる。東日本大震災では避難の呼び掛けや、津波の警戒に当たっていた多数の消防団員が犠牲になった。

 同競技会に出場する消防団は、高崎=14チーム、安中=4チーム。競技はポンプ車からの放水と、ポンプ車が入れない場所で使う小型ポンプからの放水の2種。いずれも、放水までにかかる時間と動作の正確性が審査のポイントとなる。

 練習は仕事を終えた夜から夜間にかけて行っており、競技会は日頃の成果を披露する場。見学席、駐車場の用意はないが、見学できる。

 開催時間は7時30分~14時。

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