田植えの準備で水を入れた田んぼで尻相撲や親子リレーなどを行う「どろんこ祭り」が6月2日、高崎市吉井町で開催される。
どろんこ祭りは2003年に始まり、今回が10回目の開催。回を重ねるごとに参加者が増え、一時は参加者が1500人を超えた。バスを仕立てて都内から参加する団体もあった。駐車場を用意しても路上駐車が増えてしまったため、バスの受け入れや写真コンテストをやめ、3分の1程度にまで縮小した。
競技は尻相撲、手つなぎ親子リレー、ウナギつかみ取り、障害物競走、しろかき走など。服を汚してもしかられる心配なく泥んこになれるチャンスとあって、子どもはもちろん大人も童心に返る。
吉井町担当者は「今では農家でさえ田んぼに入らない人もいる。米を食べる国民として、田んぼに入ってはしゃぐのは大事。もっと工夫すれば『群馬=どろんこ祭り』にまでバージョンアップできそう」と胸を張る。
今年はアメリカや韓国から参加の希望が寄せられ、日程の関係でアメリカは参加を見送ったが韓国からは数人が参加する。
開催時間は10時~12時(受け付けは9時~)。参加費は1人300円(3歳以下は無料)。泥んこになってもいい服と靴、着替え、タオル持参のこと。問い合わせは吉井支所(TEL 027-387-3111)まで。