県立ぐんま天文台(吾妻郡)の呼び掛けに応じ、群馬県内110校の児童生徒ら3万2748人(5月3日現在)が5月21日、金環食の一斉観測を行う。
群馬で前回、金環食が観測できたのは1839年と170年以上前。今回の観測を逃すと2386年まで見られないため、現在の群馬県民が群馬で金環食を観測できる最初で最後のチャンスとなる。
ぐんま天文台は3月下旬から県内の学校に一斉観測を呼び掛けた。前橋では群馬大学付属小学校、山王小学校、桃川小学校など16校5952人、高崎は佐野小学校、城東小学校など11校4644人が参加する。