高崎まつりのメーンイベント「大花火大会」が8月4に迫り、河川敷・有料観覧席の前売り券は早くも完売し、当日券が残るのみとなった。
同花火大会は、約50分間に15,000発を打ち上げるスピード感が特徴で、毎年約70万人もの人出を記録する北関東最大級のイベント。花火は、烏川にかかる和田橋と八千代橋のほぼ中間地点で打ち上げられる。この花火を間近で楽しめる河川敷の「有料観覧席」と、同市庁舎21階の「バイキング&花火見物」が人気を集めている。
河川敷の有料観覧席は、和田橋の上流、立ち入り禁止区域のすぐ外側に用意される。500席のうち400席が前売り、100席が当日売りとなる。料金は、大人=2,500円、高校生以下=1,000円で、成人にはビールなどのアルコールとおつまみが付き、未成年にはジュースなどが付く。前売りは今年もすでに完売しており、当日券は13時から現地で販売する。「利用者は同市民が多いが、市民に限定しているわけではない。同市広報とホームページのみで告知しているため知らない人が多いのでは。市外、県外の人も利用してもらえれば」(同市観光課担当者)と話している。
「バイキング&花火大会」は、新市庁舎完成時から実施されている企画で、市庁舎21階の中華レストランのバイキングを楽しみながら花火を見るというもの。「150人の定員に対し、800~900人の応募があるため倍率は5~6倍」(同企画担当者)という。打ち上げ地点から同庁舎までは約2キロメートルあるが、目の高さに上がる花火を楽しめるのが特徴。「迫力を求めるか、快適さを求めるかによって判断はいろいろと思うが、毎年応募してくる人もいて評判は上々」(同担当者)という。料金は、バイキング、フリードリンク(アルコールを含む)4歳以上4,200円。当日、21階は当選入場券を持つ人のみに開放される。
打ち上げは19時40分~20時30分。荒天の場合は5日に順延(有料観覧席、バイキングも)される。