高崎市民文化会館で7月29日、総勢8人のスペシャルユニット「NATURAL8(ナチュラル8)」が「GOLDEN SHUFFLE」リリースツアーのファイナルライブを開催した。
「NATURAL8」は、「GLIFF EDGE」「MAY’S」「KG」「SHIKATA」の4グループ8人のコラボプロジェクトで、5月26日にアルバム「GOLDEN SHUFFLE」をリリースした。このアルバムリリースに合わせ、横浜での船上ライブ(セレブリティ2号)を皮切りに大阪、京都など全国7カ所でライブを開催してきた。今回のライブがファイナルとあって、会場には約550人のファンが集まった。
「MAY’S」のヴォーカル片桐舞子さんは桐生市の出身で、「片桐流民謡」の家元でもある。プロダクション担当者は、「『MAY’S』は、本格派R&Bと極上のPOPSの両方を圧倒的な歌唱力で聴かせる希な存在」と話す。「GOLDEN SHUFFLE」に収録されたバラード「 LIV & DIE」を歌い上げた時には、立ったままの観客が静まり聴き入ってしまう一幕も。片桐さんはステージで、「アルバムの全曲(14曲)を歌うのは久しぶり。ファイナルが群馬でできたことがとてもうれしい」と。ライブ終了後、8人は口々に「たくさんの人が集まってくれその前で歌えたことがうれしい」と話した。
同日、高崎は17時過ぎから雷雨による集中豪雨に見舞われた。開場時間とちょうど重なったため、ずぶ濡れになった人も。片桐さんの地元のせいか、訪れたファンの年代層が広かったのが特徴的だった。同ライブには、「spontania(スポンテニア)」「2BACKKA(ツーバッカ)」も駆けつけ、それぞれ満員の観客を湧かせた。