![佐藤さんから編集部に届いたいわき市担当者発行の義援金受領書の写し](https://images.keizai.biz/takasaki_keizai/headline/1312835059_photo.jpg)
陶芸家の佐藤けいさん(日本工芸会正会員、高崎市倉渕町)が今年5月、高崎タカシマヤの協力を得て開催したチャリティー作陶展の売り上げ全額141万2,423円をいわき市に寄付した。
佐藤さんは修行時代、東北に住んでいたことがあり、いわき市では個展を開いたり、自身の穴窯のレンガを仕入れたりするなどの縁があった。東日本大震災の被災者の役に立てることはないかとチャリティー作陶展を企画。高崎タカシマヤが会場の提供と販売経費を免除するなど全面的に協力した。
会場は高崎タカシマヤの食器売り場のエレベーター前。5月25日から29日まで佐藤さん本人が売り場に立ち、持ち込んだ作品を半額で販売した。
高崎タカシマヤから7月中旬、佐藤さんの口座に売り上げの総額(消費税分は除く)が振り込まれたのを受け、27日、佐藤さんが自らいわき市役所に出向き寄付した。