節電目標15%達成に向け、クールビズの前倒しやスーパークールビズなるものまで登場する中、夏の平均気温が高い高崎のクールビズアイテムの動きについて「高崎タカシマヤ」(高崎市旭町、TEL 027-327-1111)紳士服売り場で聞いた。
高崎タカシマヤはクールビズアイテムの取り扱いはゴールデンウイーク明けだったが、今年は1週間ほど前倒しし、4月末約1,000種類をそろえた。この半数がポロシャツやワイシャツで、その中で最も注目を集めているのが「ビズポロ」と呼ばれる、鹿(か)の子などのポロシャツ素材で仕立てたシャツだ。
ボタンダウンなどのデザインで、オフタイムにも使えるのが特徴。汗をかいても肌に貼り付きにくいため快適だ。同店ではビズポロにチノパンを合わせ、ジャケットやネクタイで着用シーンを広げるなどの提案を行っている。
このほか、汗を吸収し体の熱を逃がす素材や消臭効果など、機能性素材を使った肌着も人気がある。同売り場担当者は「ビズポロ、機能性肌着など、気温が上がると一気に需要が上がるのでは」と話しており、前年比120%の売り上げを見込む。
営業時間は10時~19時(土曜・日曜・祝日は19時30分まで)。