来場者による投票でグランプリを決める「若手落語家選手権」が8月7日、前橋テルサ(前橋市千代田2、TEL 027-231-3211)で開催される。
開催は今年で3回目。前身は居酒屋「酔処やまたけ」(千代田5)オーナーの竹内隆さんが2003年から開催してきた「やまたけ寄席」。同選手権はその名の通り、若手落語家がガチンコで勝負する熱い寄席。第1回は金原亭馬吉さん、昨年は春風亭一之輔さんがグランプリに輝いた。
竹内さんらは「評価の公正さ」にこだわってきた。エントリーしたのは古今亭菊六さん、三遊亭時松さん、三笑亭夢吉さん、立川志の八さん、三遊亭鳳笑さんの5人で、出演順はくじ引き。「一番初めは不利。だから前座を入れるなどの配慮をしている」と竹内さん。「自分で審査ができるという醍醐味(だいごみ)を味わってもらえたら」と力を込める。
開演は13時。入場券は、指定席=3,000円(当日3,500円)、自由席=2,700円(同3,200円)。指定の駐車場利用者には駐車サービス券を発行する。チケット売り上げの10%と収益金を日本赤十字を通じて被災地に寄付する。
チケットは前橋テルサ、煥乎堂前橋本店(本1、TEL 027-235-8111)で取り扱う。