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「ユニホームが津波に」-群馬県バスケ協会が福島チームにユニホーム提供

成年女子バスケットボールチームに提供するユニホーム、ホームとアウェイのセット

成年女子バスケットボールチームに提供するユニホーム、ホームとアウェイのセット

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 群馬県バスケットボール協会が現在、津波でユニホームを流された福島県成年女子バスケットボールチームにユニホームを送る準備を進めている。

群馬県成年女子バスケットボールチームのみなさん

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 呼び掛けたのは群馬県成年女子バスケットボールチーム監督の窪田智弘さん(=富士スバル女子バスケットボールチームコーチ)。震災後、窪田さんは数年前から合同合宿を行ってきた福島県チーム監督の佐藤容子さん宅が被災し、ユニホームも全部流されてしまったことを知る。

 「使っていないユニホームを送ろう」

 提供するユニホームの準備を手掛ける小林彩香さん(富士スバル女子チーム・群馬県成人女子チームマネージャー)は「被災したみなさんに私も何とか力になれればと思っていた。手元には8組しかないが、選手から返却してもらうなどして何とか12組、計24枚そろえ、今週中に発送したい」と話す。バスケのユニホームはビジターとアウェーの2色が必要。小林さんが12組にこだわるのは国体チームの人数が12人だからだ。

 8月には国体のブロック予選が開催される。「練習に使ってもらってもいいし、試合用に使ってもらってもいい。群馬の文字を貼ったままでもいいし、はがしてもらってもいい。とにかく送った後は福島チームの判断に任せる。どんな風にでも役立ててもらえらば…」と話す窪田さん。

 富士スバルチームはユニホーム発送に先駆け、4月16日には鍋やコップなどの日用品を佐藤監督宛に発送した。

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