「建郡1300年」記念「多胡碑」特別公開-1日600人もの人出に

多胡碑。高さは約152センチ、重さは約1.4トン、多胡石と呼ばれる牛伏砂岩が使われている

多胡碑。高さは約152センチ、重さは約1.4トン、多胡石と呼ばれる牛伏砂岩が使われている

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 「多胡郡」の建郡1300年を記念し特別公開されている「多胡碑」が注目を集めており、2月13日には1日で600人の見学者が集まった。

文字が書かれた9~10世紀ごろの瓦

 多胡郡は現在の高崎市の南西部にあった郡で、和銅4(711)年3月9日、上野(こうずけ)国14番目の郡として設定されたと多胡碑に記されている。多胡碑は国の特別史跡に指定されており、研究者も多い。

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 多胡碑は「覆屋」と呼ばれる建物の中にある。通常、覆屋の扉を開けるのは3月9日前後の日曜日に限られるが、1300年の区切りの年に当たる今年は2月5日以降の土曜・日曜に扉を開けている。

 高崎市の担当者は「見学者は例年200~300人だったが、今年は本当にたくさんの人がやって来る」と驚きを隠さない。

 群馬県には多胡碑のほかに平安時代以前に建てられた碑が2基ある。平安時代以前に建てられた碑は全国でも20例ほどしかなく、多胡碑を含む3基は「上野三碑(こうずけさんぴ)」と呼ばれ、歴史フリークの注目の的だ。

 多胡碑の特別公開は3月13日までの土曜・日曜10時~15時。同6日には「多胡碑は何を伝えようとしたのか」をテーマにしたシンポジウムも開かれる。

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