2月12日に開幕する「第25回高崎映画祭」のプレ映画祭で、パトリス・ルコントやベルナルド・ベルトルッチなど1950~1990年代のフランス、イタリア映画5作品のデジタルリマスター版が上映される。
上映作品は製作年順に「ロベレ将軍」(ロベルト・ロッセリーニ監督、1959年)、「暗殺の森」(ベルナルド・ベルトルッチ監督、1970年)、「フェリーニの道化師」(フェデリコ・フェリーニ監督、1970年)、「髪結いの亭主」(パトリス・ルコント監督、1990年)、「ポンヌフの恋人」(レオス・カラックス監督、1991年)の5作品。
往年の名作のデジタルリマスター化が進む中、「スクリーンに映し出される当時と変わらない美しい映像は、素材を超え映画のもう一つの姿を表現しているように感じる。暗闇に身を置き、知らない誰かと肩を並べて見る映画館での時間と空間の不可思議な魅力を味わってもらえたら」(同映画祭担当者)と力を込める。
上映は1日4回。各界入れ替え制。鑑賞料は大人=1,200円、シニア・学生=1,000円。2月18日まで。