5月9日にメジャーデビューを果たしたロックバンド「椿屋四重奏」が5月12日、FMぐんま主催の公開生放送「けやきウォーク前橋ハートフルタイム『椿屋四重奏プレミアムライブ』」でアコースティックライブを披露した。
「椿屋四重奏」は、中田裕二(Vo & G)さんが中心となり2000年に仙台で結成された。その後何回かのメンバーチェンジを経て、現在のメンバー(安高拓郎=G、永田貴樹=B、小寺良太=Dr)になった。FMぐんまでは、メジャーデビュー以前から同グループに注目し、公開ライブを開催してきた。今回は、昨年8月9日に次ぐ出演。
同ライブでは、「紫陽花」ほか5曲を演奏。演奏終了後、小寺さんは「FMぐんま関係のライブは、今回を含め2回とも『アコースティック』だった。普通はアコースティックはやらないので、練習もしない。今回のようなアコースティックライブのチャンスは貴重で、アンサンブルのアコースティックのよさを感じた」と話していた。「群馬の人はノリがかなりよく、温かい目で応援してくれているという感じがする」(中田さん)とも。
詰めかけた約700人のファンのひとりで、桐生から来たという20代の女性が、「昨年秋に開催されたクラブフリーズ(高崎市)のライブにも参加した。メジャーデビューして有名になってしまうと思うが、群馬にまた来てほしい」と話していたと伝えると、「有名になっても、群馬に来るよ」(メンバー)と笑顔で応えていた。