来年1月16日から開催される前橋TONTON「T-1グランプリ」の決勝戦に進出を決めた「真心庵 そばひろ」(前橋市大友3、TEL 027-254-4187)が、採点の対象となる接客マナーについて、「一定の評価を得た」と喜んでいる。
そばひろは1974(昭和49年)年に開業。利用者はビジネスマン、家族連れなど幅広い。
まだT-1グランプリの決勝は始まっていないが、エントリーしたメニュー「ソースかつ膳」(1,400円)は1日20~30食出ており、「『ソースかつ膳』の注文は全体の約20%を占め、多い日には40食を記録した」(同店代表の狩野幸洋さん)と話す。
複数の覆面審査員が実際に店を利用する方式で行われた予選審査を前に、「味はもとより、接客マナーも評価の対象になると聞き、『襟を正すよう』従業員に伝えた。決勝に残れたのは接客も認められたということにほかならず、『よくやった』とねぎらった」という。
決勝に向けては、「肩ひじ張らずに自然体で今まで通りおいしいものを提供したい」と余裕をみせた。