「日本一懐かしい遊園地」-前橋・るなぱあくで55年の歴史写真展

懐かしさのあまり写真の写真を撮る女性

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 「るなぱあく」は1945(昭和20)年の「前橋大空襲」から9年後の1954(昭和29)年、「前橋市中央児童遊園地」として誕生した。親子3代で利用したという人も多いが、一時は来園者が減少し役割を終えたかに見えた時代もあった。

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 そんな遊園地が息を吹き返したのは2006年。自由に入園できるため入園者の数は出ないが、遊具の利用数から推定される今年8月の来園者数は、3万8千人に上る。

 「目で見る るなぱあく 歴史展」は、前橋市や前橋図書館にあった同園の写真47点で55年の歴史を振り返るもの。

 写真展開催にあたり担当者は市制要覧のページを繰り、大変な思いをしたという。田原園長は「『亡くなった父親に連れてきてもらった幼いころを思い出した』『とても懐かしい』などの声を聞き、苦労が報われたと思う。当園で遊んだことがない人で、50年前の前橋を知らない人にも見てもらえたら」と呼びかけており、「要望があれば展示期間を延ばす」という。

 開園時間は9時30分~17時。火曜休園(祝日の場合は翌日)。同展は今月31日まで。

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