ベイシアグループの「セーブオン」(本社=前橋市亀里町)は7月27日、セーブオン全店(566店舗)で推進中のエコキャップ回収活動のイメージキャラクターを発表した。
エコキャップ活動は同社が昨年8月から推進しているCSR活動で、当初は新潟県内の123店舗限定で実施していたが、同12月、全店での取り組みに拡大。今年3月からはベイシアグループがスポンサードするJ2「ザスパ草津」の勝利試合数、ゴール数に応じてワクチンを寄付する取り組みも始めた。
ペットボトルをリサイクル用として捨てる場合、商品名などが印刷されたフィルムをはがし、キャップを外す。このキャップ800個がポリオワクチン1人分になる。同社では店頭のペットボトル回収ボックスの脇に専用ボックスを設けキャップを回収。現在までに386万9,200個のキャップが集まり、4,836人分のワクチンに変わった。
同社が推進するキャップ回収には地域住民や子どもたちも参加しており、エコ活動に子どもが興味を持ちやすいようにと、キャラクター「ワクチン王子」を作った。「ワクチン王子」は今後、同社が展開するエコ活動のリーダーとして活躍する予定。