前橋産芋焼酎「赤城の恵」、8千本の完売間近-発売から1カ月

関係者にうれしい悲鳴を上げさせた「赤城の恵」

関係者にうれしい悲鳴を上げさせた「赤城の恵」

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 6月11日に発売した前橋産芋焼酎「赤城の恵」(720ミリリットル、1,260円)8,000本がほぼ完売状態になっていることがわかった。

原料のサツマイモを生産した農家のみなさん

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 「赤城の恵」は前橋市内の遊休農地で栽培したサツマイモを原料にした前橋産芋焼酎で、酒類の卸売りを手がける群馬酒販(前橋市城東4)を通じ、前橋市内の酒店が販売を手がける。

 群馬酒販ではすでに7,400本を出荷しており、600本を残すのみとなった。同社前橋中央支店長の日浦さんは「1カ月足らずでここまでの本数が出るとは思わなかった。ほぼ完売宣言。生産者、行政、販売店の連携が功を奏した今回の取り組みは、地域経済の活性化を図るモデルケースになった」と話す。

 販売店も活況で、JR新前橋駅前の酒店「高橋与商店」(新前橋町)では、「発売直後から反応があったが、高崎前橋経済新聞で紹介された後、指名買いの来店客が増え10ケース(60本)出た」という。

 一方、前橋市の担当者は「卸元の在庫は完売に近いが、酒店にどれくらいの在庫があるのかはわからないので、実際に何本売れたのかはわからない。今年は順調だったが、来年は製造数が3倍になるので県外にもアピールしたい。来年の発売まで期間が空いてしまうので、記憶が薄れないように『赤城の恵』のポスターを使ってPR活動を続ける」考え。

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