前橋・ドイツ村で泰葉さんライブ-ネタを織り交ぜ熱唱、200人聴き入る

イヌも聴ける、ドイツ村ならではのライブ会場

イヌも聴ける、ドイツ村ならではのライブ会場

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 赤城高原牧場クローネンベルク・ドイツ村(前橋市苗ヶ島町、TEL 027-283-8451)で6月28日、シンガーソングライターの泰葉さんがライブを行った。

デビュー曲を熱唱する泰葉さん

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 泰葉さんは初代・故林家三平さんの二女で落語家・春風亭小朝さんの元妻。小朝さんとの離婚に際し、マスコミに取り上げられた言動は記憶に新しい。

 泰葉さんは1981(昭和56)年、「フライディ・チャイナタウン」でデビューした。1986(昭和61)年までにシングル8枚、アルバム7枚をリリース。約20年のブランクを経て、2006年にアルバムを、昨年12月にはシングル「お陽様よほほえんで」をリリースした。

 当日は開演前から数十人が泰葉さんの登場を待ち、オープニングの「フライディ・チャイナタウン」を歌い始めると、遠巻きに眺めていた来場者が吸い寄せられるようにステージに近寄り演奏に聴き入った。そのため、ドイツ村名物のフランクフルトや生ビールなどを販売する売店は利用者が一時途絶え、販売員もブースの外に出て演奏に聴き入る姿がみられた。

 泰葉さんは故林家三平さんのネタや、曲の出だしを間違えるといったネタ(?)を織り交ぜながら5曲を熱唱。約200人の観客を沸かせた。

 同園の広報担当者は「ライブ終了後、CDの販売はないのか、サイン入りの色紙はないかなどの問い合わせを受けた。残念ながら用意していなかったが、予想以上の反響だった」と振り返る。

 歌唱力、「かわいい」とイヌ連れの利用者のイヌに近づく姿など、離婚騒動の報道とは印象を異にした人が多かったようだ。

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