前橋産芋焼酎「赤城の恵」が好調-品切れを心配する声も

「赤城の恵」を持つ高橋与商店の福田恵さん

「赤城の恵」を持つ高橋与商店の福田恵さん

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 6月11日に発売された前橋産芋焼酎「赤城の恵」が好調で、品切れを危ぶむ声まで出ていることがわかった。

創業77年、戦前から前橋の変遷をみてきた高橋与商店

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 「赤城の恵」は前橋市内の遊休農地で栽培したサツマイモ「コガネセンガン」を原料にした芋焼酎で、昨年収穫できた8.5トンのイモから8,000本が生産された。

 JR新前橋駅前の酒店「高橋与(たかはしよ)商店」(前橋市新前橋町、TEL 027-251-6393)では発売当日から評判で、「『赤城の恵』を求めて当店を初めて利用する人も出た。すでにリピーターも出ている。ネットショップでも20本出ており、こちらは県外からの利用が7割。時節柄父の日のプレゼントにするという人もいた」(福田社長)という。

 「赤城の恵」の卸を手がける群馬酒販(城東4)の日浦さんは「2週間で4,000本を出荷した。短期間で残りが半分になってしまった。好調なのはありがたいことだが、品切れになるのが心配」とうれしい悲鳴を上げている。

 価格は1,260円(720ミリリットル)。

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