前橋で「若手落語家選手権」-地元の落語愛好家らが企画

「若手落語家選手権」には5人の二ツ目が

「若手落語家選手権」には5人の二ツ目が

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 前橋市の落語愛好者らが8月2日、二ツ目の落語家が「噺(はなし)」を競う「若手落語家選手権」を前橋テルサ(前橋市千代田2、TEL 027-231-3211)で開催する。

やまたけ寄席とは

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 落語に焦点を絞った選手権といえば、神奈川県相模原市で開催されている「さがみはら若手落語家選手権」が知られている。「群馬県での開催は聞いたことがないので、多分初めてでは」と話すのは、同実行委員会の事務局長を務める竹内隆さん。

 竹内さんは前橋で「やまたけ寄席」を開催してきた。「普通の寄席も充分に楽しめるが、お客さんに評価をしてもらう選手権にしたらもっと楽しんでもらえるのではないか」(竹内さん)と「やまたけ寄席」から「選手権」にバージョンアップした。

 6月1日からチケットの販売を始めたが、審査方法などに関する意見が割れており、毎週開催している委員会では侃々諤々(かんかんがくがく)の議論が交わされているという。

 竹内さんは「会場の前橋テルサのキャパは500人。二ツ目の5人が終わった後、休憩時間とゲストの三遊亭兼好の噺の間に集計しなければならない。楽な集計方法を優先すると、採点したお客さんの意向が反映できない。お客さんが納得できる結果が得られる方法を考え出す」と力を込める。

 開演は13時。料金は、指定席=2,800円(当日3,300円)、自由席=2,500円(当日3,000円)。チケットは前橋テルサ、煥乎堂前橋店(TEL 027-235-8111)などで取り扱う。

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