前橋地方気象台は3月30日、サクラの開花を宣言。先週は春の雪に見舞われた前橋、高崎に春がやって来た。今週末からサクラ前線とともに各地でイベントが開催される。

関連画像／素人劇団とは思えない「きつねの嫁入り」

　前橋では市街地のサクラの名所、広瀬川、前橋公園（前橋市大手町）、敷島公園（同市敷島町）などでサクラのライトアップが始まった。

　高崎市は4月4日・5日、「たかさき春まつり」を開催する。高崎では市庁舎前のサクラが例年通り、開花宣言より早く咲き始め、高崎城趾のお堀のサクラもほころび始めた。気温が下がらなければ4月4日・5日に開催する「たかさき春まつり」には咲きそろいそうだ。

　「たかさき春まつり」の会場は、「もてなし広場」（高崎市高松町）と「観音山」。もてなし広場ではお花見列車、子ども餅つき大会、雷舞、飲食・物産の販売などを行う。観音山では4日、野外創作劇「きつねの嫁入り」（17時30分～19時30分）が開催される。

　5日には高崎市街地で「高崎商都フェスティバル」も開催されるため、これらのイベントに合わせて市街地では、蔵のギャラリー「棗（なつめ）」（同市桧物町）＝着物と和小物の展示即売会、古美術「縞」（同）＝花と器の展示会など、独自のイベントを開催する店舗も多い。