JR高崎駅西口に2月17日、ビジネスホテル「ドーミーイン高崎」(高崎市あら町、TEL 027-330-5489)がオープンする。これにより高崎駅周辺のビジネスホテルの競争が激化すると見られる。
JR高崎駅周辺は「高崎ワシントンホテルプラザ」「アパホテル高崎駅前」「高崎アーバンホテル」(以上、八島町)、「東横イン高崎駅前」(鶴見町)など10軒以上のビジネスホテルが乱立する。
高崎駅東口には昨年7月、ヤマダ電機が前橋市日吉町から本社を移した。ヤマダ電機本社を訪れるビジネスマンは相当な数に上ると見られ、前橋ではタクシーやビジネスホテルの利用客減少によるダメージを心配する声がある一方、高崎駅周辺ではビジネスホテルの利用者増加に期待が寄せられた。
ドーミーインを展開する共立メンテナンス(東京都千代田区)の飯島さんは「(高崎駅周辺は供給過剰状態と言われるが)ニーズはある。当ホテルは独自性があり、もてなしで差別化できる」と胸を張る。
ドーミーイン高崎は10階建てで、客室は124室。人工ラジウム温泉の大浴場と露天風呂を備えた。「わが家のようにゆっくりくつろいでもらうために、フローリングの代わりに畳を使った部屋や、館内用の作務衣を用意した。朝食(1,200円)は50食限定だが、手作りした料理をバイキング形式で提供する」(同)という。
チェックイン=15時、チェックアウト=11時。オープンを記念して、3月末日までシングル=5,300円で提供する。