群馬県が推進する「ストップ温暖化!県民アクション 地球おんだんか防止隊」の隊員になった「ぐんまちゃん」がカワイイと評判になっている。「ぐんまちゃん」は昨年まで「ゆうまちゃん」だったが同7月、「ぐんまちゃん」を襲名した。
ゆうまちゃんが誕生したのは1994年。当初は「そのままの姿」で登場することが多かったが、2004年に群馬県で開催された「ねんりんピック」では、柔道着、剣道着などを身に着け、パンフレットなどで各競技の案内役を務めた。
昨年春に開催された「全国都市緑化フェア」では、ミツバチやチョウ、キューピーなどの着ぐるみを着用し、コスプレ度が一気に上昇した。
同7月、一時は東京・銀座にオープンした群馬のPR拠点「ぐんまちゃん家(ち)」に初代ぐんまちゃんと同居が決まったが、程なく二代目ぐんまちゃんの襲名が決まった。
昨年9月にスタートした「地球おんだんか防止隊」のコスプレは、「カワイイ路線を狙わなかったことにより、逆にカワイイ」と評判。スタンディングスタイルのほか、変身ポーズ決めスタイル、「白熱灯を電球型蛍光ランプに変えよう」とペンダントランプを点灯するスタイルなどがある。
ぐんまちゃん以外の隊員は群馬県民で、専用の携帯サイトで隊員登録すると、エコドライブを心がける(=207グラム/日)、電車・バス・自転車を使う(=180グラム/日)、マイバッグを使う(=62グラム/日)、炊飯ジャーの長時間保温をやめる(=37グラム/日)、家族で続けて入浴する(=86グラム/日)などCO2の削減量を報告できる。
ぐんまちゃんの呼びかけに登録に応じた隊員は10月までで510人に上り、10月末日現在で約761.782グラムのCO2を削減した。11月以降は集計中。
「2月27日まで隊員登録、報告を受け付けているのでぜひ参加を」(ぐんまちゃん)と呼びかけている。