全国各地の「凧・たこ・タコ」、300点を順次展示-高崎で

福島県磐梯熱海の「唐人凧絵 桃太郎」は山間部なのに海辺の凧の形状がレア

福島県磐梯熱海の「唐人凧絵 桃太郎」は山間部なのに海辺の凧の形状がレア

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 群馬県立歴史博物館(高崎市綿貫町、TEL 027-346-5522)は12月13日から、全国各地の凧(たこ)を展示する「山鹿・藤井コレクション ふる里の凧」を開催している。

こちらもレアな「江戸画集凧」

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 これらの凧は桐生市の山鹿英助さん、故、藤井龍人さんが同館に寄託したもので、北海道から沖縄まで日本各地の特徴ある凧から、アメリカ、ブラジル、インドなど外国の凧、キャラクター凧や創作凧まで多種多彩な300点。

 福島県磐梯熱海の「唐人凧絵 桃太郎」は「正面から描かれたユーモラスな桃太郎、お供のサル、キジ、イヌが巧みに配されている。東北に例を見ない特異な十字状の形状と図柄は、長崎地方の唐人凧によく似ている。強い海風に負けない十字状の形状を持った凧が、なぜ海から程遠い山間の地に存在するのかは明らかでなく」(同館担当者)、レアもの。

 同館では会期中これらの凧の中から、新春から春にかけて展示作品を取り替え、季節に合わせたデザインの凧を紹介する。

 開館時間は9時30分~17時。観覧料は、一般=300円、大高生=200円、中学生以下無料。月曜休館(月曜が休日の場合は翌日)。来年は4日から。会期は3月22日まで。

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