ゲストハウス「モノリス」が高崎進出-ガラス張りのチャペルにはアクリルのいす

「高崎モノリス」の敷地面積は約3400平方メートル、延べ床面積は約1250平方メートル

「高崎モノリス」の敷地面積は約3400平方メートル、延べ床面積は約1250平方メートル

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 ウエディングプロデュース、レストランの運営を手がける「ノバレーゼ」(本社=東京都港区)は12月8日、高崎市に婚礼貸し切りタイプのゲストハウス「高崎モノリス」(高崎市貝沢町、TEL 027-361-9966)をオープンした。

和モダンテイストとガラス張りのチャペル

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 北関東への出店は2006年5月にオープンした「宇都宮モノリス」(栃木県宇都宮市)に続く2店舗目。同社は「高崎モノリス」出店に先駆け10月18日、問屋町にドレスショップ「ecruspose(エクリュスポーゼ)」をオープンしている。

 「当社の調べでは、高崎市は挙式の市外流出が少なく、前橋市、伊勢崎市、太田市、桐生市など市外からの流入が多いため、ブライダルにおいて注目の集まっているエリアと判断した」(同社担当者)という。

 「高崎モノリス」のデザインコンセプトは「和モダン」。黒を基調に落ち着いた色合いでまとめた空間にガラスやアクリルを多用しているのが特徴で、一面ガラス張りのダイニングから日本庭園が見渡せる。

 建築デザインは垂見和彦さん、照明は武石正宣さん、造園は久保造園(京都府)が担当した。垂見さんは国内だけでなく中国・上海でも活躍しており、武石さんは国立科学博物館新館の照明を、久保造園は比叡山延暦寺阿弥陀堂などの庭園を手がけている。

 チャペルはガラス張りで、「都内で人気の水に囲まれた独立型。四方から差し込む光が白い床に反射して創り出す幻想的な空間を生かすために、いすはアクリル製」(同)だ。

 高崎、前橋には婚礼貸し切りタイプのゲストハウスが約7~8カ所あるが、イギリスや南フランスなどヨーロッパを意識したものが多い。「『和モダン』テイストは宇都宮でも評判がいい。高崎もほかにないので新鮮な印象を持ってもらえると思う」(同)と胸を張る。

 料理はレストラン「キハチ」(本店=東京都中央区)、「レ・ブルターニュ」(仏)などで修行したシェフ、早川幸光さんが「赤城牛、尾瀬ダイコン、尾瀬トマトなどを取り入れ地産地消メニューを展開」(同)する。

 ダイニングはオープンキッチンを併設しており着席で60~140人、200人前後までの立食パーティーを受け付ける。婚礼の場合、土曜・日曜・祝日は昼夜各1組の利用に限定。平日はランチタイム(11時~15時)に限りレストランとして営業する。

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