まきストーブ、暖炉の販売と施工を手がける「ファイヤーワールド前橋」(前橋市文京1、TEL 027-221-5614)が「まきストーブ」による「オーロラ燃焼体験」を実施している。
同店は2003年に開店し、ノルウェーや米国など外国製のまきストーブを中心に施工からメンテナンス、まきの調達(紹介)まで一貫したサービスを提供している。利用客は前橋市、高崎市、伊勢崎市などが多く、「一般住宅がメーン。昨年までは8割以上が新築だったが、今年は既存の住宅の需要が伸び、新築と半々」(所長の石田正人さん)だという。
石田さんは「まきストーブはだるまストーブなどと異なり、2次燃焼することによりCO2を削減できる。1台で1日中、家中を暖めることができ、その上、エコ」と力を込める。
まきストーブの2次燃焼とは、くべたまきから上がる炎の上でガスが燃える現象で、まきを燃やした煙をそのまま排気しないため環境にもやさしい。ガスが燃えて薄くなった時、ストーブの燃焼室にオーロラが出現したかのような「オーロラ燃焼」が見られるのが特徴で、従来のまきストーブの多くは前面だけがガラスだったが、このオーロラ燃焼を楽しむために3面にガラスを入れたインテリア性の高いモデルの「人気が高まっている」(同)という。
石田さんは「インテリア性を求める利用客は増えてきており、当店でも先日もヨツール社製の360度回転式の製品を設置してきたばかり。まきストーブの良さを知ってもらうには、ほんわかとした独特の暖かさを体験してもらうのが一番。オーロラ燃焼体験に出かけてほしい」(同)と呼びかけている。
まきストーブの価格は20万円前後~60万円前後。営業時間は9時~18時。水曜定休。