「ザ・キャプテンズ」がGSカバーアルバム-群馬で上位ランクインか

ニューアルバム「I●GS 」(2625円)。年内は40本近くのツアーを行う予定

ニューアルバム「I●GS 」(2625円)。年内は40本近くのツアーを行う予定

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 FMぐんま出演をきっかけに群馬県内でブレークしたGSバンド「ザ・キャプテンズ」が10月22日、GSのヒットナンバーをカバーしたアルバム「I●GS (アイラブGS)」(●=ハートマーク)をリリースする。カバー曲のリリースは今回が初。

アメリカも薔薇色に染める

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 「ザ・キャプテンズ」は薔薇王子傷彦(ばらおうじきずひこ、Vo)、ヒザシ(G)、アレクサンダー・テッド(B)、ヨースケ(Dr)の4人から成るGSグループで、FMぐんまの人気番組「チャンネル148」への出演をきっかけに群馬県内でブレークした。

 「絢香」「GReeeeN」と発売日が重なったアルバム「薔薇色の未来」(6月25日リリース)は、群馬県内の文真堂(本社=高崎市井野町)のアルバムヒットチャートで「絢香」「GReeeeN」とともに「ザ・キャプテンズ」がベスト1争いを繰り広げた。

 「I●GS」は「花の首飾り」(ザ・タイガース)、「真っ赤な太陽」(ブルーコメッツ&美空ひばり)、「エメラルドの伝説」(ザ・テンプターズ)、「夕日が泣いている」(ザ・スパイダース)など1960年代にヒットしたGSナンバーのカバー曲9曲を収録しており、傷彦の甘すぎない甘いボーカルと、懐かしい旋律と新しいアレンジが交錯するサウンドに仕上がっている。

 マネージャーの多田さんは「レコーディングには、元アンジーの水戸華之介さん、GELUGUGUのAZUさんとFUJIさんが参加してくれた。新しいザ・キャプテンズを感じさせる素晴らしい仕上がり」と胸を張る。

 彼らは9月10日からアトランタほか全米8カ所で開催された「Last Group Sounds U.S. Tour 2008」に出演し、帰国したばかり。米国内での人気を受け、ジャケットを英語に変えた「I●GS」を米国のインディーズレーベルから同時発売する。

 文真堂各店では国内版だけでなく米国版も数量限定で取り扱うほか、インストアライブの開催も予定している。

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