JAたかさき(群馬県高崎市新保町、TEL 027-352-5288)が9月5日に発売した梅酒「ほろよい観音」(300ミリリットル入り、680円)、「ほろよいだるま」(同)が物産展などで静かな話題を集めている。
まろやか仕上げの「ほろよい観音」、こだわり仕上げの「ほろよいだるま」は高崎市榛名町産の梅、高崎産小麦「きぬの波」を原料にJAたかさきが製造している「高崎オリゴ糖」を使い、高崎唯一の酒蔵「牧野酒造」(同市倉渕町)製造と高崎ずくめ。
牧野酒造は日本酒をベースにした梅酒作りを得意としているが、砂糖の代わりにオリゴ糖を使ったのは初めてで、「今年2月ごろ、実際にオリゴ糖を入れて梅酒を作るテストを行った。オリゴ糖の小麦の香りが強すぎても弱すぎても良くないので、味のバランスをとった。オリゴ糖の配分を控えめにした『ほろよい観音』はまろやかで女性向き」(牧野社長)。
「これらの梅酒は、オリゴ糖を使ったことにより従来の梅酒には含まれていない小麦由来のミネラルやアミノ酸など健康維持に必要な成分を数多く含んでいるのが特徴」(JAたかさき担当者)。
JAたかさきでは両品を、「JAたかさきグル米四季彩館」中居店、筑縄店で販売するほか、9月10日~16日に高崎スズラン(同市宮元町)で開催された「第4回大群馬展」、18日~20日に東京ビッグサイト(江東区)で開催された「第24回ふるさと食品全国フェア」などの物産展で販売。JAたかさき担当者は「物産展での反応が良く、手応えを感じた」と話している。