
一般家庭から寄贈されたひな飾りを展示する「新町ひなまつり」(第19回)が高崎市新町で開催されている。
「新町ひなまつり」は2007(平成19)年、市民団体「新町まちづくり塾」が始めたプロジェクトで、飾らなくなったひな人形などを引き取り町内の店舗などに飾るもの。古いものでは江戸時代のものもある。ひなまつりやひな人形の歴史を知ることができると話題になり、19年経った今も週末ともなれば展示案内マップを片手に町内を歩く人の姿が見られる。
展示場所は地域内の商店、飲食店、金融機関、明治天皇新町行在所、新町図書館、新町文化ホールなど43カ所。「明治天皇新町行在所」では七段飾りが8基、「御菊稲荷神社」では江戸時代の「享保雛(きょうほうびな)」が見られる。「御菊稲荷神社」の「享保雛」は高さが1メートルを超える大型で非常に珍しいもの。
2月23日、3月2日には「明治天皇新町行在所広場」で地元野菜・カツ丼・ちらし寿司などを販売するバザーも。
観覧時間は各会場の営業時間、開館時間による。問い合わせは「高崎市新町商工会」(TEL 0274-42-0930)で受け付ける。3月2日まで。