昨年12月、10月に閉店した洋菓子店「プチール」跡に「Patisserie chocolaterie BLANCHIR(パティスリーショコラトリーブランシール)高崎店」(高崎市筑縄町、TEL 027-377-3749)がオープンした。
店主はパティシエの永井慎也さん。永井さんは東日本製菓技術専門校を卒業した2002(平成14)年に「プチール」(高崎市筑縄町)に入社。2008(平成20)年までプチール店主でパティシエの小森晃さんに師事。プチールは1992(平成4)年のオープンから32年間、高崎の洋菓子界をけん引した。小森さんからプチール閉店の意向を聞いた永井さん。「恩返しの気持ちで引き継ぐことを決めた」と振り返る。
永井さんは2008年~2014(平成26)年、「パティスリーモンプレジール」(埼玉県東松山市)に勤務。2014(平成26)年に独立し「パティスリーショコラトリーブランシール」(藤岡市)をオープン。2019(平成31)年には「パティスリーショコラトリーブランシール熊谷店」(埼玉県熊谷市)をオープンした。旧プチールは「パティスリーショコラトリーブランシール高崎店」とした。
ケーキは「苺タルト」(5号4,428円)、「ガトーショコラ」(5号4,320円)、「生絞りチョコモンブラン」(5号4,428円)などホールケーキ30種類、「チョコレートケーキ」(594円)、「モンブラン」(702円)、「ベルガモット」(615円)などショートケーキ24種類、焼き菓子30種類。
ケーキはもちろん、パティスリーショコラトリーブランシールのオープン当初からの人気商品が焼き菓子「菓音」(5枚入り734円)と「コルネ」(248円)。「菓音」抹茶・きなこ・黒胡麻・和三盆・黒糖味のほろほろとした食感が特長のクッキー。「コルネ」は生クリーム、カスタードクリームを詰めたパイ。
永井さんは「お菓子で全ての人を笑顔にするをモットーに、これからもお客さまに喜んでもらえる、求められているお菓子作りに徹する」と意気込む。
営業時間は10時~18時。