11月19日、高崎市庁舎で「第35回ジャンボ梨コンテスト」が開催され、清水隼人さん(高崎市宮沢町)の「あたご」と富沢年行さん(高崎市下里見町)の「新雪」がジャンボ賞に選ばれた。
清水さんの「あたご」は2.432キログラム(群馬県知事賞)、富沢さんの「新雪」は2.229キログラム(高崎市長賞)だった。
「あたご」「新雪」とも11月下旬に収穫期を迎える大型品種のナシ。「あたご」は甘みと香り、雪のように白い果肉が特長ですぐに食べてもいいが、追熟により甘みがアップするため正月頃に、「新雪」は節分頃に食べ頃を迎える。同じ大型品種の「王秋」は10月下旬に収穫期を迎え、クリスマス頃に食べ頃になる。
今年の「ジャンボ梨コンテスト」には100点(あたご53点、新雪32点、王秋15点)が出品された。JAはぐくみ梨研究会会長の小矢野恒敏さんは「今年は10月まで高温が続いた影響でいくらか大きさに影響が出たが、みなさん大きく育てられた。冬もナシを楽しんでもらえたら」と呼びかける。
出品されたナシは11月20日から「高崎オーパ」(高崎市八島町)で販売する。