「ヤマダ電機」(本社=高崎市栄町)は6月27日、JR高崎駅東口にオープンする新店の店名や施設の概要について正式に発表した。
店名は「LABI1(ラビワン)高崎」。ヤマダ電機は現在、都市大型店「LABI」10店舗、ロードサイド店「テックランド」1,160店舗(子会社含む)を展開している。「LABI1 高崎」は6月20日にオープンした「LABI新橋生活館」に続く11店舗目。
「LABI1 高崎」の店舗面積(2万800平方メートル)は、テックランドの平均店舗面積の約6倍で、「LABI」の中でも最大の規模となる。
同店の売り場は地下1階~4階で、5階は17の飲食店が入店する「LABI takasaki dining(ラビ高崎ダイニング)」となる。4階にはライブや映画の試写会の開催が可能なイベントスペース「LABI Gate(ラビゲート)」を、2階には「LABI Garden(ラビガーデン)」を用意した。
JR高崎駅は上越線、信越本線、高崎線、八高線、両毛線、上越新幹線、長野新幹線が乗り入れ、上信電鉄が接続するターミナル駅。同社では「『LABI 1高崎』はペデストリアンデッキで高崎駅に直接つながる。高崎市やJR東日本と協力し、高崎駅東口の活性化を目指す」(同社担当者)考え。
また、同店では駅前立地ながら「クルマ」中心の群馬県とあり、1,000台収容の駐車場を用意した。同店から200メートルに位置する「ビックカメラ高崎店」(同栄町)の駐車場は無料。「LABI1 高崎」と「ビックカメラ」で取り扱いのある商品を見比べてから購入する場合、クルマを置いて両店を徒歩で移動する利用者が出ると思われ、利用者の間では「LABI1 高崎」の駐車場運用方針についての関心が高まっている。
オープンは7月11日。営業時間は10時~22時。
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