群馬県産小麦と豚肉を使った「tontonまんじゅう」前橋名物目指し販売開始

「まえばしtontonまんじゅう」のモデル商品。緑(塩)、黄色(しょう油)、オレンジ色(カレー)、白(味噌)。通常は冷凍状態での販売となるが、イベント会場などでは蒸して販売する予定

「まえばしtontonまんじゅう」のモデル商品。緑(塩)、黄色(しょう油)、オレンジ色(カレー)、白(味噌)。通常は冷凍状態での販売となるが、イベント会場などでは蒸して販売する予定

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 前橋の名物料理開発と定着に向けてのプロジェクトを推進している「ようこそまえばしを進める会」(曽我孝之会長)は3月8日、「まえばしtontonまんじゅう」の販売を始める。

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 「まえばしtontonまんじゅう」は、同会が昨年1月に発表した「まえばしtonton汁」に続く「まえばし新名物」の第2弾で、群馬県産の豚肉を使った具材を群馬県産の小麦粉を使った皮でくるんだまんじゅう。昨年12月25日に実施した試食会のアンケート結果をもとに大きさなどを最終調整し、「まえばしtontonまんじゅう」のモデル商品が完成した。

 「まえばしtontonまんじゅう」のモデル商品は、塩、しょう油、カレー、味噌の4種類で、具だけでなく皮も4種類異なるのが特徴。さっぱり系の塩味の具はほうれん草を練り込んだ皮で、甘じょっぱいしょう油味の具はかぼちゃを練り込んだ皮で、ガラムマサラを使用したカレー味の具は赤唐辛子を練り込んだ皮で包んだ。甜面醤(てんめんじゃん)を効かせた味噌味は小麦の香りが楽しめる白い皮で包み、具、皮、色と味覚だけでなく視覚にも訴える仕上がりになっている。

 今回、製造と販売を担当するのは中華総菜の製造メーカー「みまつ食品」(前橋市上大島町)だが、「製造基準は『群馬県産の小麦と豚肉を使用』することになっており、今後、他の店舗などでの製造・販売ともに可能。同商品を扱う店、独自に開発する店ともにこれから増えていく」(同)。

 同商品は当面、JR前橋駅構内の「前橋物産館広瀬川」、みまつ食品直営店「餃子工房RON」(同市野中町)で販売する。価格は1箱(4個入り)600円。今後は飲食店、菓子店、土産店など販売場所を増やしていく予定で、イベント会場などではバラ売りも行う考え。

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