「焼きまんじゅうサミット」-群馬県内焼きまんじゅうの名店一堂に

焼きまんじゅうの串を手に観光課のはっぴをまとい「焼きまんじゅうサミット」をアピールする、右から佐藤武夫さん、桑名かおりさん、佐藤学さん

焼きまんじゅうの串を手に観光課のはっぴをまとい「焼きまんじゅうサミット」をアピールする、右から佐藤武夫さん、桑名かおりさん、佐藤学さん

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 群馬県は2月16日~17日、「焼きまんじゅうサミット」を開催する。会場は、「ニューイヤー駅伝」のスタート、ゴールで知られる同県庁前広場(前橋市大手町1)。

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 「焼きまんじゅうサミット」には沼田市、前橋市、高崎市、伊勢崎市、桐生市、みどり市の焼きまんじゅう店約14店が参加する。これだけの数の焼きまんじゅう店が一堂に会するイベントは「日本初」(同サミット関係者)だという。

 焼きまんじゅう店は群馬県内に100店舗以上あるが、そのほとんどが「地域に根ざした営業スタイル」で長年営業を続けており、ネットワークがないため現状は「点」の集積で、焼きまんじゅうに特化したイベントなども開催されなかった。

 同県観光国際課(TEL 027-226-3390)の佐藤武夫さんは「群馬の『焼きまんじゅう』は全国的には知名度が低い。『焼きまんじゅう』を一人でも多くの人に知ってもらうためには、店同士の連携が必要。『焼きまんじゅうサミット』で県内6市の焼きまんじゅう店自慢の味を味わってもらうとともに、店同士の横のつながりを深めるきっかけづくりができれば」と力を込める。

 佐藤さんは2006年秋、群馬県のブランドづくりを目的とするワーキンググループを立ち上げた。そして「1年間に渡る議論と考察の結果、行政が新ブランドをつくるのではなく、すでにあるブランドを磨くべき」という結論に達し、すでにあるブランドの中から選ばれたのが『焼きまんじゅう』だったという。次のサミットの開催はまだ決まっていないというが、「できれば首脳会議のように開催地を変えながら継続したい」(同)考え。

 開催時間は10時~16時。地元の名店が軒を連ねる「焼きまんじゅうサミット」、それぞれの味を食べ比べる絶好の機会となる。

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