「ビートル」を中心にしたフォルクスワーゲン(VW)を展示する「ワーゲン博物館」が12月11日、前橋中央通り商店街で開催される。1日限り。
VWと言えば「カブト虫」の愛称で親しまれたビートルを思い浮かべる人が多いだろう。ビートルは1934年に発売された伝説の大衆車。愛好家の間では1934年6月22日が誕生日とされている。「ワーゲン博物館は」2003年に製造が打ち切られた「タイプ1」を中心に40台を展示する。
群馬には1979年に結成されたVWオーナーのクラブ「KbF VOLKSWAGEN owners club of JAPAN」があり、現在約100人のメンバーが愛車を動態保存している。「ワーゲン博物館」は同クラブの30周年を記念するもの。
会長の信沢あつしさんは「VW、特にカブト虫は車に詳しくない人でも知っているはず。商店街に展示することにより、にぎわいの創出になればと企画した。最も古いものでは1954年製のビートルが見られる。ぜひ足を運んでもらえたら」と呼び掛ける。
また、VWなら古い・新しい・きれい・きたない・ノーマル・カスタム、誰でも何でも展示もできる。展示枠の残りは11月29日現在で10台分。展示の申し込みは同クラブ事務局(TEL 027-221-7998)で受け付ける。予定数になり次第締め切る。
「ワーゲン博物館」の開館時間は10時~15時。入館無料。