ガトーフェスタハラダ(本社=高崎市)が8月1日、脂質とカロリーをセーブしたラスク「グーテ・デ・ロワ レジェ」を発売する。
【写真】ハラダが打ち出す「グーテ・デ・ロワ レジェ」の朝食イメージ
同社の看板商品「グーテ・デ・ロワ」は1枚あたり脂質3.8グラム、カロリーは57.5キロカロリー。「グーテ・デ・ロワ レジェ」は脂質0.2グラム、カロリーは22キロカロリーに抑えた。大きく減らした原料はバターで、97%減。
同社はバターにこだわり、国産の特定銘柄だけを使うことで知られる。そのバターを極限まで減らした商品の開発には1年を要した。バターの使用を抑えるだけではぱさぱさになる。焼き方、焼きの時間、原料の配分を変えながら試作を繰り返した。
でき上がった商品について同社担当者は「本当に大変だったが、小麦本来の香ばしさと砂糖の甘みが引き立つ、素朴ながら奥深い味に仕上がった」と胸を張る。
発売に伴い同社が発表した「グーテ・デ・ロワ レジェ」のイメージは「朝の食卓」。バターが香る「グーテ・デ・ロワ=王様のおやつ」から軽いおやつやヘルシーな食事という新しい展開だ。
価格は1個(2枚入り13袋入り)519円。年間150万パックの販売を目指す。