女優の杉本彩さんが5月28日、「総合福祉センターたまごホール」(高崎市末広町)で動物との共存に関する講演を行う。杉本さんは動物環境福祉協会Eva(エバ)の理事。
講演のテーマは「人と動物が共存できるまちづくり」。同様の講演は今回で2回目。愛犬家で知られる杉本さんはパピヨンの「小梅」の話しを交えながら、一般の人に分かりやすく共存を説く予定という。
NPO法人群馬わんにゃんネットワーク理事の山田由起子さんは「犬を登録したり、狂犬病の予防注射をしたり、名札を付けるなど適正な飼育をしていない人がまだいる。飼う人の意識はまだまだ低いと言わざるを得ない。昨年は全国で10万頭を超える犬猫(犬21,593頭、猫79,745頭)が殺処分された。共存や命について考えるいい機会になると思うので、ぜひ参加してほしい」と呼び掛ける。
当日は高崎市動物愛護センターのスタッフ、群馬県立高崎女子高等学校の生徒が参加するパネルディスカッションも行なう。
開催時間は14時~16時。入場無料。問い合わせはNPO法人群馬わんにゃんネットワーク(TEL 027-320-6380、電話対応10時~18時)で受け付ける。