JR高崎駅至近の高崎市美術館(高崎市八島町、TEL 027-324-6125)で6月28日、鉄道とアートのコラボ展「たかさき発!鉄道とアートの旅」が始まった。
【写真】細密画に映像を重ねるキャンバス・プロジェクションによる「東京駅の眺望」
高崎は古くから交通の要衝として発展した。在来線7路線と新幹線が乗り入れる高崎駅は1日6万人の乗降客数を誇る群馬の玄関口として知られる。
「たかさき発!鉄道とアートの旅」は鉄道を切り口にした作品を展示する。
作家は「一日一鉄」を合い言葉にユニークな鉄道写真を撮る中井精也さん、観覧者がSuicaなどの交通系ICカード情報から映像を作り出す廣瀬通孝さん、駅舎やプラットホームの細密画に同じ場所の映像を重ねるキャンバス・プロジェクションを手掛けるヤマガミユキヒロさん、ダンボールを使いさまざまなものを作る岡村剛一郎さんの4人。展示点数は全部で約100点。
同館では今回のテーマに合わせ、「撮り鉄さん、大集合!」と題し、鉄道写真を募集している。大きさは13センチ×18センチ以内の写真プリント(プリンターは不可)。応募作品は会期中、会場に展示する。応募は同館所定の応募用紙を使用する。問い合わせは同館で受け付ける。