映画「包帯クラブ」(東映系)を放映中の109シネマズ高崎(高崎市下和田町、TEL 027-325-0109)の入場者数が、日本一になっていることがわかった。
「包帯クラブ」は、99.9%高崎市でのロケで制作された。主人公のディノ(柳楽優弥さん)、ワラ(石原さとみさん)は高校生の設定。そのため主たるターゲットは同世代と思われるが、109シネマズ高崎副支配人の藤井さんは「他の映画に比べ、家族連れと年配者の入場が目立っている」と話す。同シネコンでは入場者数が、15日(9月8日に実施した先行上映含む)の公開から24日までで3,000人を超えた。東映関係者によると、この数は「入場者数日本一」だという。
「年配の入場者の中には、普段劇場で映画を見ない人もいるだろう。平日の入場者は学生以外が多い。逆に週末は学生が多く、木村拓哉さん主演の『HERO』(東宝系)と同じくらいの入場者数になっている」(藤井さん)とも。
また、イオンシネマ高崎(高崎市棟高町、TEL 027-310-9700)でも入場者数は2,000人を超えている。イオンシネマ高崎の清水支配人は「ファミリー層が多い」と話している。
両シネコンともしばらくの間、同映画の上映を続ける予定。