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開館記念地元作家作品展が好調-「アーツ前橋」順調な滑り出し

「WALK館」の名で親しまれ、2006年に惜しまれつつ閉店した商業ビルを改装。同ビルだけで313台の駐車スペース(写真奥)を有する

「WALK館」の名で親しまれ、2006年に惜しまれつつ閉店した商業ビルを改装。同ビルだけで313台の駐車スペース(写真奥)を有する

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 昨年10月にオープンした前橋市の芸術拠点「アーツ前橋」(前橋市千代田5)が順調に観覧者数を伸ばしている。

大きな開口とパンチパネルが印象的な1階内部

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 同館は中心市街地の商業ビル「旧WALK館」(地上9階、地下2階)の地上1・2階、地下1階部分。延べ床面積は5517.38平方メートル。市民参加型をコンセプトに立地を生かし、市街地のにぎわい創出を目指す。

 同館の計画が決まってから行われた前橋市長選で、美術館構想に異義を唱えた山本龍現前橋市長が当選。美術館ではなくギャラリーにする提案も出たが、美術館に落ち着いた。

 オープン記念として10月26日から開催されている「カゼイロノハナ 未来への対話」は、前橋を中心とする群馬の作家50人の84作品を展示している。12月末までの観覧者は約1万7000人に上った。

 今後は地元だけでなく全国から作家を呼ぶなど、幅広い企画を展開する考え。

 開館時間は11時~19時。水曜休館。「カゼイロノハナ 未来への対話」は1月26日まで。観覧料は、大人=800円、大学生=600円。

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