生誕100周年を迎えた中原淳一(1913~1983)の作品を展示する「中原淳一展」が11月9日から、高崎市美術館(高崎市八島町、TEL 027-324-6125)で開催されている。
中原淳一は雑誌「少女の友」の挿絵、「それいゆ」「ひまわり」「スタイルブック」などの表紙で知られる。中原はこうした少女雑誌に編集者、画家として関わった。同展ではこうした雑誌の表紙原画、スタイル画など約170点を展示している。
展示品の中には人形、「少女の部屋」と呼ばれるインテリアコーディネート、雑誌の付録などもあり、イラストレーター、ファッションデザイナー、スタイリスト、インテリアデザイナーと多彩な分野で活躍したクリエーター、中原淳一の先駆性を知ることができる。
観覧料は、一般=600円、大高生=300円。開館時間は10時~18時(金曜は20時)。月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始休館。来年1月26日まで。