コーヒー豆の焙煎(ばいせん)と販売などを手掛ける「大和屋」(本社=高崎市)が6月7日に発売し約3週間で完売した「珈琲わらびもち」がまた、店頭に並んだ。
「珈琲わらびもち」はその名の通りコーヒーが入ったわらび餅で、大豆・黒ごま・黒米・黒豆・黒松の実・黒カリンを使った「黒きな粉」を掛けて食べるもの。フルフル、モチモチとした食感と黒きな粉の香ばしさが特徴。
同社は夏向けの商品として「珈琲ゼリー」を製造販売している。洋のイメージの「珈琲ゼリー」と並ぶ夏の和テイストスイーツの開発を進める中、「珈琲わらびもち」にたどり着いた。ゼリーが冷蔵保存なのに対し、「珈琲わらびもち」は贈答用や通信販売で扱いやすいよう常温保存できるものとした。
発売当初は5000個だったが、6月中旬に2万5000個を追加製造した。価格は1個262円。全国41店舗(グループ店を含む)中33店舗とネットショップで取り扱う。夏季限定の予定。