高崎タカシマヤ(高崎市旭町、TEL 027-327-1111)で本日から始まる「第34回群馬展」に、ご当地チップス「嬬恋村産ロールキャベツチップス」「渋川市産チンゲン菜チップス」が登場する。
ご当地チップスは漬物などの製造を手掛ける「新進物産」(前橋市鳥羽町)が手掛けたもの。きっかけは「余ってしまった嬬恋産の高原キャベツを漬物にできないか」と相談を受けたこと。
同社は「キャベツは漬物に向かない。ならばスナックは?」と試作に取り掛かる。
キャベツのチップスは粉末にしたキャベツを練り込んだ小麦粉を揚げたもの。総量の約5%がキャベツだ。キャベツ自体に特別な味はないため、キャベツの代表的な料理であるロールキャベツ風のフレーバーで仕上げた。黄緑がかった色はキャベツの色で、ほんのりとキャベツの香りと風味が残る。
チンゲン菜も同様で、パウダーを練り込んで揚げ、八宝菜風味に仕上げた。価格は、「嬬恋村産ロールキャベツチップス」(110グラム入り)=350円、「渋川市産チンゲン菜チップス」(130グラム入り)=350円。
同社は今後、群馬県内の農畜産物を使ったチップスの商品化を計画しており、4月には「太田市産やまと芋チップス」「前橋産生姜焼き風味麦豚チップス」の発売を予定している。
群馬展の開催時間は10時~19時(土曜・日曜は19時30分まで、最終日は17時まで)。3月5日まで。