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高崎の老舗煎餅店、「さくらせんべい」で春を待つ

春限定のさくらせんべい、濃いピンクの部分は梅。手のひらよりやや大きめ

春限定のさくらせんべい、濃いピンクの部分は梅。手のひらよりやや大きめ

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 老舗煎餅店「上州たぬきや」(高崎市柳川町、TEL 027-322-1014)が桜の季節に先駆け、春限定の「さくらせんべい」を販売している。

「ソース煎餅」

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 同店は1892(明治25)年に浅草で創業。1925(大正14)年に高崎に移った。創業当時の製法で今も約50種類の煎餅やあられを製造している。看板商品の「ソース煎餅」は、小沢昭一さんがエッセーで紹介したのをきっかけに全国的に知られるようになった。

 「さくらせんべい」は2004年の春に発売した季節商品で、毎年3月初旬から桜の花の終わる時期まで製造する。淡いピンク色が春らしい花の形のせんべいは、ほんのりとした酸味と砂糖の甘さが特徴。価格は5枚入り525円。

 営業時間は10時~18時30分。日曜定休。さくらせんべいは4月中旬ごろまで。

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